【有馬記念】キタサンブラックは勝ち確なのか…?
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有馬記念の枠順が決まって大注目のキタサンブラックは好枠の1枠を引きました。
内枠に入ったことでより逃げやすくなりましたが、果たしてこのメンバーを相手に逃げ切れるのでしょうか?
ここまでキタサンブラックが注目されるのも武豊騎手の功績です。
セントライト記念から騎乗し、菊花賞で見事差し切った北村宏Jがそのまま騎乗し続けていれば違った馬になってたくらいですね
(僕はその方が高めの馬券を獲れて良かったというか武豊騎手に乗り替わってから軸にしては裏切られry)
で、本題に入りますが
キタサンブラックは勝ち確なのか
というお題にいくつか仮説を立ててみました。
まずは
・有馬記念のペース読めない説
これは言うまでもなく有馬記念はファン投票のため実力のある馬のみ登録されてますから、ペースメーカーとして逃げ馬を厩舎サイドが意図的に送り込むのは現実的ではない上、メンバー次第で逃げ馬や追い込み馬の数が変わってきます。
ですのでペースから考えるのは少し根拠に欠けると思いました。
・キタサンブラック急坂苦手説
直前で坂路調教を調整として走らせたのもこの馬にとって急坂は苦手と言えると思います。ですが、急坂といっても逃げ馬ですので直線でどれだけ後続とのマージンを作れるかという所に帰結するのではないでしょうか。
・向こう正面平坦コース苦手説 ←NEW!
これは自分だけかもしれませんが、京都を得意とする逃げ馬のペースアップは4コーナー手前から、つまり「淀の急坂」と呼ばれる坂の下りからスピードを上げるのがセオリーです。
京都競馬場 芝内回りの高低断面図
ポコッとお山になっている部分が「淀の急坂」と呼ばれています。向こう正面から3~4コーナーまでの高低差は約4mあります。
こちらも向こう正面に起伏が存在しており、向こう正面と4コーナーまでの高低差は約2mくらいといったところでしょうか。
ところが、宝塚記念の阪神芝内回りや有馬記念の中山芝内回りにはこうした向こう正面に高低差は大してありません。
阪神競馬場 芝内回りの高低断面図
向こう正面から3コーナー中間まで高低差はほぼありません。
中山競馬場 芝内回りの高低断面図
向こう正面から4コーナーを過ぎて急坂の手前まで平坦です。
次にキタサンブラックが生涯で走ったコース別の平均3Fタイムを計算してみました。
京都の平均3Fタイム: 34.725
中山 :35.08
東京 :35.7(天皇賞秋除くと35.14)
阪神 :35.4
タイムで比べると中山競馬場自体が不得意というわけではなさそう。阪神競馬場は苦手としていたのが宝塚記念で露呈してしまったのか、出走した競馬場の中ではタイムは出ていません。
タイムで導き出せなかったのですが、この仮説に基づけば向こう正面で勢いをつけられない平坦コースの阪神や中山は苦手としているのかもしれません。
ですので中山の向こう正面平坦コースを考えれば、逃げ切れるかと言われると直線の途中で差し馬に捕まると巻き返すには相当のエネルギーが必要になるため、難しいと思いました。
以上の仮説を立ててみましたが、結論としては
キタサンブラックは強いが勝ち確ではない。ただ複勝圏内は堅い。
と出ました。
僕はキタサンブラック強いので好きです。馬券は獲れるかと言われると(ry
ただ一つ言えることは
引退レースでここまで注目されるのは意外ですし、また色々な予想家や評価、データを覆してきた馬はキタサンブラック以外にいないのではないでしょうか。
肝心の僕の本命はというとまた記事に書きますが、現時点ではサトノクラウンかな~
穴候補には芝内回り巧者でハイペース大好物のミッキークイーン、中山巧者のルージュバックに注目したいです。
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